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1枚め:ユーザーアカウント制御を使いこなす
2枚め:アプリケーションを管理者として実行する
3枚め:「ファイル名を指定して実行」をスタートメニューに加える
4枚め:間違って削除したファイルを復元する
5枚め:非対応のWindowsヘルプを利用可能にする
6枚め:WindowsメールにOutlook Expressの環境を取り込む
7枚め:「システムの復元」と「以前のバージョン」で使う領域を変更する
8枚め:ファイルとレジストリの仮想化を理解する
9枚め:VistaにXP用ドライバを手動でインストールする
10枚め:Vistaの便利な機能を有効に、不要な機能を無効にする
Windows Vistaには、Windowsが起動しなくなった場合の修復方法が複数用意されている。修復方法の中でも手軽なのが、「詳細ブートオプション」を利用する方法だ。詳細ブートオプションとは、Windows XPで「Windows拡張オプションメニュー」と呼ばれていたもので、PCの起動時にキーボードの「F8」キーを押すことで呼び出せる。ここから、低解像度ビデオを有効にしたり、前回正常起動時の構成で起動したり、Windowsをセーフモードで起動することが可能だ。
詳細ブートオプションを呼び出すには従来のWindowsと同様、起動時に「F8」キーを押せばよい。
画面の解像度やリフレッシュレートなどを変更し、Windowsが正常に起動しなくなった場合は、「低解像度ビデオ(640×480)を有効にする」を選んで起動するとよい。低解像度ビデオを選ぶと、現在のグラフィックスドライバを使用し、640×480ドット(VGA)の解像度と低いリフレッシュレート設定でWindowsを起動する。
ドライバやアプリケーションのインストール後にWindowsが起動しなくなった場合は、「前回正常起動時の構成」を選択して起動しよう。前回正常起動時の構成は、前回正常に起動したときのレジストリ情報を利用してWindowsを起動する。
どちらの方法でも起動できない場合は、「セーフモード」を選択して起動しよう。セーフモードは、Windowsの実行に必要な基本ファイルとドライバのみを読み込んで起動するため、起動できなくなった原因となるドライバやアプリケーションを読み込まずに起動できる。
セーフモードでも起動しない場合は、残念ながらWindowsの起動に必要なファイルが破損しているか、Windowsが起動できないほど構成が壊れているなど、簡単には修復できない状態になっていると考えてよい。VistaのインストールDVD-ROMから起動し、「システム回復オプション」を利用しよう。システム回復オプションでは、スタートアップ修復やシステムの復元を行うことができる。
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